父の骨納めて佇(た)てば父が植ゑし萩伸びゐたり墓にふれつつ
亡き父の話出づればよき爺と吾子らのいふに慰められつ
長病みの姑看取りつつ唐突に逝きたる父を幸とも思ふ
スーパーの雑踏にゐてひとときを父なきことの悲しみ忘る
母方の祖父は、脳溢血で突然倒れ数時間で息を引き取ったそうです。69歳でした。母が35歳の時の作品です。
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2008年4月27日 (日) 父 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
さし木して育てしつつじわが庭に植ゑよと抱へ来し父なりき
逝く日まで働きをりしわが父を老ひたる人ら羨(とも)しともいふ
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2008年3月16日 (日) 父 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
蕗のたふ(ふきのとう)摘むは楽しと書きし後
日記余白にて父逝きたまふ
上京の日を待ちゐたる父逝きて
そなへし背広壁にかかれる
言葉なく子ら枕辺に集(つど)ひつつ
父逝きし夜を春の雪降る
2008年3月15日 (土) 父 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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