亡き兄に習ひしやうに
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( 今日はいつもと違う感じでお送りします。 )
歌集「花咲く道」の中には、母の遺した原稿やノートの中から、短歌だけでなく、エッセイ、詩、俳句なども含め、できるだけ多くの作品を収めるようにしました。今日は、その中から詩のひとつをご紹介します。
母は、6人姉妹の4番目でした。一番上の姉と一番下の妹の年齢差は19歳、と叔母から聞いたことがあります。ここで歌われている義兄とは、母の一番上の姉の夫のことです。母の実家に婿に入ったことで、五人の小姑の兄となったわけです。
義兄を想ふ
仕事の始まりは雪野の肥え引き
黒き牛を養い堆肥作り
冬は毎晩紙漉(す)きて
細かきこと云ふ舅に尽くし
おんな小姑五人もありて
つらきこと口には出さず
ありがたきかな正兄様
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